テープあれこれ
幅が狭くて帯状の長いものを 「テープ」 と呼ぶのは、ご存知の通りですが、
以下のものを、アメリカ人は英語で何と呼んでいるでしょう。
◇ マジックテープ
◇ ガムテープ
◇ メジャー (巻尺)
正解は下をご覧ください。
◇ マジックテープ
これは和製英語。
商標である Velcro (ヴェルクロウ) と呼ぶのが一般的です。
または、hook and loop fastener と言います。
◇ ガムテープ
これも 「ガム」 と 「テープ」 を組み合わせた和製英語。
gummed tape という名称がないわけではありませんが、通じないことも多いかも。
一般的には packing tape 「荷造り用テープ」、
または sealing tape 「封印用テープ」 と呼びます。
また、粘着力が強く耐水性に優れた銀色のテープは、冷暖房のダクトや配水管などの
補修に使われるため、duct tape と呼ばれています。
日本のガムテープのように、手でちぎることができます。
この語を、普通の茶色いガムテープを呼ぶのに使っている人も多いです。
◇ メジャー(巻尺)
tape measure または measuring tape と呼ばれます。
当然のことながら、インチ表示のものが主流です。
1 inch の中がさらに細かく分かれ、4〜16等分の目盛りがついています。
インチ以下の長さを表すには、少数よりも、3/8、5/16 のように分数を使うことが
多いので、私たち日本人にとっては、非常にわかりにくいです。
ちなみに、野球の 「メジャー・リーグ」 の major の発音は 「メイジャー」 ですので
お間違えなく・・・