色のイメージ
日本語でも 「青二才」 「真っ赤な嘘」 など、色が使われている語が多いですね。
次の色は、英語ではどのようなイメージなのでしょう。
◇ green
◇ yellow
◇ blue
正解は下をご覧ください。
◇ green
日本語では 「青二才」 のように、青色が若さや未熟さを表しますが
英語では緑色が 「経験の浅い」 「未熟な」 という意味で使われます。
「青りんご」 は green apple です。
また、日本語と共通しますが 「環境に優しい」 ことを表すのもグリーンです。
green campaign なら 「環境保護運動」
green consumer は 「緑の消費者 (環境問題を考慮して買い物をする人)」 のことです。
以外なのは、緑が 「嫉妬深い」 を表すこと。
green with envy は嫉妬で顔が緑色(青っぽくなること)という意味です。ちょっと不気味・・・
◇ yellow
「卑怯な」 「臆病な」 など、黄色はあまり良いイメージではありません。
高貴な色とされている国もあるのに・・・
"He's yellow." は、黄色人種だと言っているのではありません。
「ヤツは臆病者だ」 という意味です。
また 「扇情的な」 という意味でも使われます。
yellow journalism ですと、「低俗で扇情的なジャーナリズム」 ですね。
yellow fever はその通り 「黄熱病」 ですが、
スラングで 「非アジア人がアジア人に対し、身体的魅力を感じること」 といった意味も
あるのだそうです。
◇ blue
日本でも 「ブルーな気分」 といいますね。憂鬱さを表します。
また日本では、わいせつなものはピンクで表されることが多いですね。
(ピンク映画 というのは、すでに死語でしょうか。)
けれども英語では、なぜか青がエロい色・・・
blue film は 「ポルノ映画 」 のことです。
ピンクには、そのような不健康な意味は、まったくありません。