○○フリーをきわめる!
「フリー」 が付く表現は、色々と耳にしますが、中には間違って使われているものも・・・
フリーは 「自由」 でしょ、知ってるわよ、と思ったら、そうとばかりは限らない!
恥をかかないよう、しっかりと覚えておきましょう。
◆ sugar-free 「砂糖を含まない」 「無糖の」
甘いけれどカロリーは低い、人工甘味料などを使った、ダイエットの味方。
◆ fat-free 「無脂肪」
これまた、ダイエットの強い味方。健康にもいいですね。
◆ tax-free 「税金のかからない」 「無税の」
duty-free 「免税の」 「免税品」
飛行機の中で、スチュワーデスが "Duty-free?" 「免税品はいかが?」と聞きながら、
座席の間を回りますね。
◆ barrier-free 「バリアフリー」
高齢者や身体障害者が、支障なく生活できるように工夫された、建物や施設のことです。
◆ smoke-free 「禁煙の」
誰ですか、タバコはご自由にどうぞ、と都合よく解釈したのは。
日本人には、誤解されやすい言い方ですね。
スモークフリーの公共施設が増えてきて、愛煙家は肩身の狭い思いをしています。
まとめると、何とかフリーというのは、「〜を含まない」 「〜の影響を受けない」
という感覚ですね。おわかりいただけたでしょうか。
"Admission Free" と掲示されていたら 「入場無料」 のことです。
けれども、ウェブサイトをチェックしていてよく見かけるのが、
「当サイトはリンクフリーです。」 の一言・・・
・・・・・違いますって!!
これでは、
「このサイトはどこにもリンクしていません、また、どこからもリンクされていません。」
という寂しいサイトになってしまいます。
誤解している方が多いですが、「リンクフリー」 は和製英語です。
そもそもウェブ上に公開したからには、自由にリンクして良いのは当たり前、というのが
アメリカでの考え方です。
わざわざ断らなくてはいけないなんて、もしかしたら島国根性?
中には、スペルまで間違えて、rink free と書いてあるものさえあります。
スケートリンクのご招待券と思う人もいるかも。
「リンクはご自由にどうぞ。」 と、どうしても英語で言いたいなら、
"Please feel free to link to this page." は、いかが?