サンクスギビングデー (Thanksgiving Day)
「勤労感謝の日」 と同じく、11月の終わり近くにやってくる 「サンクスギビングデー」。
何だか名前も似ていますが、一体どんな日なのでしょう。
アメリカでは、毎年11月の第4木曜日は 「サンクスギビングデー(感謝祭)」
(Thanksgiving Day) です。(カナダでは10月の第2月曜日)
日曜日まで4連休・・・Thanksgiving Holiday として、ちょっとした休暇となるのが
普通です。
アメリカ人にとって、日本の正月やお盆のようなこの休暇には、たいていの人が実家に帰る
習慣です。
宗教の自由を求めて、1620年にイギリスからアメリカに渡った清教徒たち・・・
最初の年には、彼らは大変過酷な冬を迎え、飢えと寒さで多くの人が亡くなってしまいました。
彼らに救いの手を差し伸べたのが、先住民であるインディアンでした。
(注:インディアンのことは、ネイティブ・アメリカンと呼ぶのがベターとされていますが、
ここではインディアンとさせていただきます。)
農業や、狩、漁の仕方を、インディアンが手取り足取り (?) 親切に教えてくれたおかげで、
翌年には冬を越すのに充分な食料を得ることができたのです。
彼らは収穫を感謝し、神を祝福すると同時に、インディアンに心から感謝し、
お礼に食事に招きました。
これが、サンクスギビングの始まりと言われています。
国民の祝日となったのは、もっとずっと後のリンカーンの時代でした。
この日には、家族や親しい人たちが集まって、ごちそうをいただきます。
まるで 「おせち料理」 のように定番のメニューがあります。
★ スタッフィング (詰め物) をしたターキー。
これは絶対欠かせません!
スタッフィングは、それぞれの家や地域によって、材料も作り方も
変わってきます。これも正月のお雑煮みたいですね。
★ クランベリーソース
★ マッシュドポテト
★ ターキーやポテトにかけるグレービーソース
★ コーン、スイートポテト、ヤム芋など
★ そしてデザートは、パンプキンパイで決まり!
サンクスギビングを境に、街の中はクリスマス一色となります。
今度は、クリスマスの買い物で忙しくなる時期です。
デパートなどでは、大きなセールが行われるところが多く、大変混雑します。
年末までず〜っと、お祭り気分が続いてしまいそうですね。
♪ \(^0^\)(/^0^)/ ♪