アメリカのトイレ事情
アメリカの空港に着いて、またアメリカに来たんだな〜と感じるのはトイレに入った時です。
どうしてかと言うと、ドアの下側の部分が開いているからです。
日本みたいにフルサイズのドアではなく、入っている人の足が見えるくらい
開いているのです。。。 (^_^;)
レストランやスーパーなど公共施設のトイレは、大抵そう・・・防犯の意味もあるようです。
【このドアの便利な点】
空いているかいないか、すぐにわかります。
よく英会話の本などに、トイレのドアをノックされた時の答え方として
"Just a moment." などが挙げられていますが、
実際にはノックされたことはないです。
だって足を見ればわかるもの・・・
【困る点】
一緒に小さい子供を連れて入った時、親が用を足している間に、
子供が隙間から外に出てしまう心配があります。
貴重品をドアの近くに置いておくと、外から誰かに取られてしまう
可能性もあるので、油断できません。
中国に旅行に行った時、ドアなし、壁なし、という恐怖のトイレを体験済みですので、
たとえ下が開いていても、一応個室になっているのはありがたいですけどね。
一般家庭で違うなあと思うのは、まずはご存知のようにお風呂、洗面所、トイレが
同じ部屋にあるのが普通で、それをまとめて bathroom と呼ぶこと。
また、ドアは廊下側ではなく、内側に向かって開くのが普通です。
通行の邪魔になる、ということがありませんので、普段はドアを半開きにしておくことが
多いです。
ですから、トイレのドアがちゃんと閉まっていれば、あっ、誰か入っているなと
すぐにわかります。
また、トイレットペーパーのホルダーは、ふたの部分 (ペーパーをカットする
ギザギザがついたところ) がないものが多いせいか、日本人とは反対向きに
ペーパーをセットする人が結構います。
ペーパーの端の部分を上から引っ張るのではなく、下から引っ張る形になるわけです。
その方がカットしやすいと主張する人に、何人か出会いました・・・
「常識」 というのは、国によってずい分違うものですね!