空気を読む
日本では昔から、礼儀作法を重んじ、その場に応じて気配りをする
細やかな神経を持った人が多いと思います。(多分・・・?)
けれども近頃は、そんな日本人らしさが少しずつ薄れてきてしまった気がします。
プライベートなお付き合いでも、仕事上でも、「空気を読む」 知恵を身につけたい
ものですね。
◆ be sensitive to situations 「その場の状況を敏感に察す」
sensitive は、感度が良く敏感に反応する様子。
文脈によっては、繊細で傷つきやすいという意味にもなりますね。
◆ pick up on someone's feelings [vibes] 「人の気持ちを読み取る」
pick up on 〜 で 「〜に気付く」 です。
pick up on his sadness、pick up on her happy vibes のように使えます。
"Kate picked up on Meg's sad vibes and tried to cheer her up."
ケイトはメグの悲しみを感じ取り、元気づけようとした。
◆ gauge the atmosphere 「その場の雰囲気を推しはかる」
gauge の発音は、スペルからは判断しにくいですが 「ゲイジ」です。
名詞ですと 「計器」 や 「標準寸法」 のこと。
編み物をする方なら、「ゲージを取る」 でおなじみですね。
動詞ですと 「人の考えなどを正しく判断する」 「人が何をしたいか読み取る」
といった意味になります。
read the atmosphere、sense the atmosphere とも言えます。
日本語の 「空気を読む」 に、とても似ていますね。
◆ read between the lines 「行間を読む」
これも、日本語での使い方に共通します。
発言などの真意を理解する、置かれた状況を正しく把握する、といった意味で
使われます。
"Read between the lines." と言って、人差し指、中指、薬指の3本を
立てて見せたのは、夫が中学生の頃に流行ったジョークだそうです。
人差し指と薬指の間にあるのは・・・?
注) 意味のわからない方は、こちらの ブログ記事 をどうぞ。