関係ない
今回は、「関係ない」 というニュアンスを伝えたい時のフレーズを、色々な場面ごとに
集めました。
言い訳に使ったり、ケンカに使ったり・・・あなたは、いくつご存じですか?
◆ have nothing to do with 〜 「〜とは関係ない」
よく使う形ですので、このまま覚えてしまいましょう。
"I have nothing to do with this incident."
私はこの出来事とは何のかかわり合いもない。
・・・と言って責任逃れをする人もいます。
これとは逆に 「〜と何らかの関係がある」 と伝えたい時には、
⇒ have something to do with 〜、
「〜と大いに関係がある」 でしたら、、
⇒ have a lot to do with 〜 と言うことができます。
"They say carbon dioxide has a lot to do with global warming.
二酸化炭素は地球温暖化と大いに関係があると言われている。
◆ None of your business! 「あなたには関係ないでしょ!」
「いらぬお世話だ!」 「他人のことに口をはさむな!」 という強い拒否を表します。
business は 「仕事」 というより、「考えるべきこと」 「関わり合うこと」
を指します。
この他に、"It's not your concern." も、「あなたには関係ないことです。」
という意味です。
◆ not related to 〜 「〜には関係ない」
related は 「関係のある」 「同類の」 「同族の」 という意味の形容詞です。
「親戚関係である」 ことを表す時にも、よく使います。
「親戚」 を relative と言うことからもわかりますね。
"Jack is not related to me."
ジャックは私と (血の) つながりはない。
◆ (It) doesn't matter. 「問題ないです。」
前後の文脈によって、「そんなことはどうでもいい。」 や 「どちらでも構わない。」
などと訳せます。
口調によっては、投げやりな感じに聞こえてしまうこともあるので
注意してください。
一種の決まり文句で、その後に how や what などから始まる間接疑問文を
つなげて使うことも多いです。
"It doesn't matter what color you wear."
何色のものを身に付けるかは、問題ではない。
また、it ではなく具体的な何かを主語にして、次のように表す場合もあります。
"Age doesn't matter."
年齢は関係ない。
◆ That's not the point. 「そういう問題ではないのです。」
誰かが的外れなことを言い出した時に、「この話題とは関係ない。」
「それは肝心なことではない。」 と伝えたくなりますね。
そんな時にどうぞ。