あら探し
「嫁のあら探しをする姑」 というのは、昔からドラマの定番です。
以前はお嫁さんに同情しながら見ていたのに、最近はお姑さんに感情移入してしまうことが
多くなってきました。 あんな嫁じゃ、さぞイライラするだろうな・・・なんて。
やっぱり年のせいかしら?危ない、危ない。。。 (~_~)
◆ find fault with 〜 「〜のあら探しをする」
誰か (何か) のあら探しをし、けちをつけること。
批判の仕方が不当であったり、しつこすぎたりする場合を指します。
"My boss always finds fault with whatever I do."
上司は私のすることにいちいち文句をつけます。
◆ nitpick 「つまらないことにけちをつける」
nit とはシラミなどの卵や幼虫のことです。
小さくて普通は見えない、こんなものをつまみ上げる行為は、些細なことにこだわる
神経質な人が、いかにもやりそうなです。
nitpicker で、「小うるさい人」 という意味です。
なお、cherrypick という語もありますが、こちらは
「慎重に選び取る」 「えり好みして手に入れる」 ことを意味します。
シラミよりは、サクランボの方がいいですね!
◆ hair-splitting 「重箱の隅をつつくような」
普通だったら気にしないような細かいことに、ものすごくこだわること。
ただでさえ細い髪の毛を、さらに細く裂くような動作を思い浮かべてください。
「小さなことをやかましく言う人」 のことは、hairsplitter と言います。
動詞は、split hairs です。
重箱の隅をつつく、些細なことに難癖をつける、無用な区別立てをする・・・といった
ニュアンスです。
◆ pounce on 〜 「〜のあげ足を取る」
元々は 「動物などが急に飛びかかって襲う」 という意味です。
それから転じて、誰かの意見や、しでかしたミスに対し、直ちに反論したり、
皮肉たっぷりに批判したりすることも指します。
◆ Don't [Never] look a gift horse in the mouth.
「いただきもののあら探しをするな。」
歯を見れば、馬の年齢がわかることから生まれたことわざです。
(年取った馬は、歯がすり減っていたり歯茎が後退しているそうです。
見たことないけど・・・)
人の好意にはケチをつけたりせず、ありがたく受け取りましょう。
あら探しが生きがいのようになってしまっては、悲しいですね。
「非難より祝福を、嘲笑より応援を、
攻撃より許しを、恐れより愛を」
・・・出典は不明ですが、以前心に残ってメモしておいた言葉です。