怒る
いつもニコニコ、ハッピーでいられれば良いですが、時にはどうしても許せないこと、
黙ってはいられないことが起こるものです。
今回のテーマは、怒っている人の表し方です。 \(`Д´;)
be [get] angry、be [get] mad の他に、どんなものがあるでしょう。
◆ be offended 「腹を立てる」
相手の非礼などに対し、腹を立てることです。
"She was offended by your bad manners."
彼女はあなたの無作法に立腹していた。
◆ be furious 「激怒する」
怒りの程度が激しいこと。感情を抑えきれずに怒り狂う状態です。
"My Dad was furious when he saw my report card."
父は私の成績表を見て、怒り狂った。
◆ hit the ceiling 「カンカンになる」
急に怒り出す、カッとなる、という意味です。天井にぶつかるほど、感情が高ぶった
様子が伝わってきますね。
hit the roof、raise the roof、go through the roof というのも、似たような
表現です。
屋根にぶつかる、屋根を持ち上げる、屋根を突き抜けてどこかに飛んで行ってしまう
と表されるような強い怒りです。
◆ fly off the handle 「カッとなる」
19世紀初期のアメリカで、手製の粗末な斧を使っていた頃、乱暴に扱うと、取っ手から
斧がはずれて飛んでいってしまったことから。
"That's nothing serious. Don't fly off the handle."
それはたいしたことじゃないわ。落ち着いてよ。
◆ get someone's goat 「人を怒らせる、いらだたせる」
昔、馬とヤギを一緒に馬小屋に入れておくと、馬が落ち着くと考えられていました。
そこで競馬の前日、ライバルの馬のオーナーがヤギを盗んでしまい、相手の馬を
落ち着かなくさせて、勝てないようにしたという話から。
◆ go bananas 「ひどく怒る」
バナナが目の前にあるのに、それがもらえないサルを想像してください。
ひどく興奮した様子から、「怒る」 「気が狂う」 といった意味になります。
おもしろい言い方ですね。
◆ blow a fuse 「怒りを爆発させる」
fuse (ヒューズ) をとばしてしまうくらい、カッとなること。
「ヒューズ」 って、こんなスペルだったの?
・・・と驚かれた方もいらっしゃるのでは?
英語で発音する時は、「フューズ」 です。f の音を無視してはいけません・・・