食欲
ありすぎても、なさすぎても困る 「食欲」 についての表現です。
◆ I'm starving (to death). 「お腹がすいて死にそうだ。」
"I'm hungry." を大げさに言うとこうなります。
starve は元々 「餓死する」 「飢えに苦しむ」 のこと。それにさらに to death を
加えれば、「死にそうなくらい」 というニュアンスが強調されます。
他に、"I'm famished." というのも似た言い方です。
◆ eat like a horse 「大食いする」
「馬のように食べる」 というのが、「大食い」 の表し方。
また、"I could eat a horse." ですと、「馬1頭食べられるほどお腹がすいている」
という意味です。
これは、実際にはあり得ないことですが、「食べようと思えば食べられる」 という
気持ちを、仮定法過去の could に込めているわけです。
◆ eat like a bird 「少食である」
「鳥のように食べる」 は、上のフレーズと対照的に、「少食」 を表します。
小鳥がついばむように、お上品な量しか食べないことです。
"She's been on a diet. She eats like a bird now."
彼女はダイエット中。今はほんの少ししか食べないのよ。
◆ I don't have much appetite. 「食欲があまりない。」
"I'm not so hungry." とも言えます。
appetite は 「食欲」 を表すのに最適な単語です。
「食欲がある」 は have a good [healthy] appetite です。
「食欲を失くす」 は lose one's appetite となります。
「オードブル」 (hors d'oeuvre) のことも、英語で appetizer (前菜:食欲増進の
ための少量の飲食物) と言いますね。
◆ I'm craving for 〜. 「〜が食べたくてたまらない。」
大したものではないのに、無性に何かが食べたくなる時がありますね。
そんな時にはこの言い方。
crave は食べ物に限らず、「〜を渇望する」 という強い気持ちを表します。
"I'm craving for pickled plum. "
梅干が食べたくてたまりません。 (ん?おめでたか・・・^^;)
◆ feel like munching 「ちょっとムシャムシャ食べたい気分だ」
feel like 〜ing は、よく使う表現です。「〜したい気がする」 でしたね。
そして、munch は、スナック菓子のようなものを、気軽にちょっと食べること。
特に食べる時にムシャムシャ、パリパリと音の出るものを指します。
発音は 「ムンク」 や 「ムンチ」 ではなく、「マンチ」 ですよ〜。
このようなスナック菓子 (ポテトチップなど) のことを munchies 「マンチーズ」
(複数扱いで) と呼びます。
have the munchies でも、「ちょっとチップスの類をつまみたい気持ちだ」 という
意味になります。