風邪
「風邪は万病の元」 と言われるように、決してあなどれません。
どんなに医療が発達しても、風邪を完全に退治する方法がまだ確立されていないのは、
不思議ですね。
風邪の症状に関する表現は、英語でどのように表せばよいのでしょう。
◆ I have a cold. 「風邪をひいています。」
一番よく使う表現がこれでしょう。
have を使うのが、日本語とは違うニュアンスですね。
"I'm catching a cold." 「風邪をひきそうです。」
"I've got a cold." 「風邪をひいてしまいました。」 も合わせて覚えておいてください。
◆ I have a touch of the flu. 「インフルエンザにかかりそうな気配です。」
口語では、「インフルエンザ」 のことを flu と略すのが普通です。
やられてしまったら、"I've come down with the flu." と表します。
漠然とした風邪と違って、特定されるので、冠詞には the を使います。
◆ I have a sore throat. 「喉が痛いです。」
sore は 「ヒリヒリする」 という形容詞。よく使う表現です。
「頭痛がする」 も have を使って、"I have a headache." と表します。
◆ I've been coughing all day. 「1日中咳が出ています。」
cough は 「コフ」 と読みます。
「咳止めの薬」 は cough medicine, cough syrup (子供用のシロップタイプのもの)、
「咳止め用の飴」 は cough drop です。
◆ My tonsils are swollen. 「扁桃腺が腫れています。」
「扁桃腺」 は両側にあるので、複数で。
◆ My nose is running. 「鼻水が出ます。」
「花粉症」 をテーマにした時にも出てきましたが、「鼻が走っている」 ように聞こえる
言い方、おもしろいですね。
"I have a runny nose." とも言います。
◆ I have a fever. 「熱があります。」
「体温計」 は (clinical) thermometer と言います。
なお、アメリカでは温度を華氏 (Fahrenheit) で表すので、平熱は約98.6度 とされて
います。
これって、摂氏 (Celsius / centigrade) 37度・・・
アメリカ人の平均体温は、どうも日本人より高いようです。
だから、真冬でもTシャツ1枚で過ごしたりできるのかしら?
100度以上になると治療が必要とされる、というのは覚えやすいですが、何だか血液まで
沸騰しそうに感じてしまいますね。
「華氏」 を 「摂氏」 に直すには、32を引いて、1.8で割る というややこしい手順が
必要です。 (;^△^)。。。