おいしい!
日本人はとかくシャイだと言われていますが、もっと気持ちを素直に表しましょう。
よその家に招かれた時にも、料理を作ってくださった方に、いかにおいしかったかをを
きちんと伝えるのが礼儀です。
そして家でも、お母さんや奥さん (ひょっとしたらお父さんやご主人やお子さん、メイドさん
とか・・・? ) に、感謝の気持ちをいつも伝えましょうね!
まずは、食べる前に 「うわっ、おいしそう!」 という時の言い方です。
◆ It looks wonderful! 「おいしそう!」 では、実際に口にしてみて、おいしかった時は・・・?
wonderful の部分は、delicious、good、great、fantastic などにしてもOK。
おいしい食事は、五感を刺激します。looks を smells にすれば、「おいしそうな匂い!」
となります。
◆ It's appetizing. 「食欲をそそるね。」
前菜のことをフランス語で、hors d'oeuvre (オードブル)、英語では appetizer
(アペタイザー) と言いますね。これは、「食欲を増進させる軽い飲食物」 という意味。
appetizing は 「食欲をそそる」 「うまそうな」 となります。
◆ What a feast! 「すごいごちそうだね!」
feast は 「宴会」 のこと。他に banquet (バンクェット) も、ほぼ同様です。
まるで宴会のようなすごいごちそうだ、という意味になります。
◆ It makes my mouth water. 「よだれが出るほどおいしそう」
ハイ、英文法の嫌いな方は、頭痛がしそうな 「使役動詞」、覚えていらっしゃいますか?
「make + 人または物 + 動詞の原型」 で、「誰々または何々に 〜 させる」 でしたね。
water はここでは、「よだれを出す」 という動詞です。
直訳すると、「(この料理は) 私の口によだれを出させるほどだ。」 となります。
また、"My mouth is watering." と進行形で言うこともできます。
◆ It's delicious! 「おいしい!」
これは、おなじみの言い方ですね。
他に、good、nice、tasty、great、wonderful なども同じように 「おいしい」 を表す
ことのできる単語です。
夫のおばあちゃんは、よく divine という語を使っていたそうです。やや古風な表現です。
また、"It tastes great!" などと言うことも多いです。本当においしそうな顔をして、
大げさに言いましょう。
◆ Yummy! 「うまっ!」
とてもカジュアルな言い方なので、あらたまった席では言わないこと。
子供っぽい言い方ですが、単に yum または yum-yum と言うこともあります。
◆ It really hit the spot! 「やっぱこれだね!」
暑い日に、一杯の冷たいビールをクイッと飲んだ時などにどうぞ。
ちょうど良い時に、抜群のタイミングで出てきたものに対して言うのがこのフレーズです。
食べてから、飲んでから言った時は、上のように過去形。
飲んでいる最中に言うなら、現在形で hits にします。