怪しげ
世の中にはうまい話がゴロゴロしていますが、中には眉つばなものも、たくさん・・・
うまい話には、ウラがあるもの。怪しいものには引っかからないように気をつけましょうね!
今回ご紹介するものは、えぇっ?と思うようなおもしろい表現が多いので、頭の片すみにでも
結構ですから、記憶に留めておいてくださいね。
◆ doubt 「〜であることを疑う」
「ダウト」 というトランプ遊びもありますね。スペルに注意。
「〜であることを疑う」 は、「〜だとは思わない」 とも訳せます。
"I doubt that my husband told me the true."
夫が私に真実を語ったとは、私は思わない。
◆ be skeptical about 〜 「〜に疑いを持つ」
skeptic 「疑い深い人 」の形容詞が、skeptical です。
◆ It smells fishy. 「何だかクサい」
生臭い魚は、腐りかけているのでは?と怪しまれます。そこから、何か疑わしいものに
対して使う口語表現です。
もちろん、何かが本当に生臭い時にも使います。ちょっと活きの悪い刺身とか・・・
be fishy、looks fishy、sounds fishy の形になることもあります。
"I take it with a grain of salt."
(1粒の塩と共に受け取る → やや加減して聞く、多少疑って解釈する) という
センテンスと共に使うことも多いです。
◆ I smell a rat. 「インチキくさい感じがする」
嗅覚のするどいネコは、たとえ姿が見えなくてもネズミの匂いを嗅ぎつけることから。
◆ I can't take it at(its)face value. 「それは額面どおりには受け取れない」
「額面」 は英語でも face value です。 似たような表現ですね。
◆ cock and bull story 「でたらめ話」
cock は 「雄鶏」 のこと。「コック」 より 「カック」 に近い発音です。
雄鶏が雄牛 (bull) に変身するという、あり得ない話が語源です。
ホラ話、でたらめな話、ナンセンスな言い訳のこと。
cock-and-bull と、ハイフンでつなげることもあります。
◆ fly-by-night 「怪しげな、一過性の (事業など) 」
短い期間で金儲けを企むような、インチキ商売のこと。
鳥は鳥目のはず。良い子の鳥はちゃんとおねんねして、夜には飛んでない!?
でもフクロウなどでしたら、夜に活動していますね。