プレゼントを渡す時
プレゼントを渡す時、日本では 「つまらないものですが」 「お口に合わないかもしれませんが」
と、謙遜して言うことがありますね。
けれどもこれを直訳して "This is a worthless thing." などと言ってしまっては、
何でそんなもの私にくれるのよ〜と、首をかしげられてしまうかも・・・
外国の方にプレゼントする時には、あなたのために一生懸命選んだのだ、ということを、
素直に伝えて喜んでもらった方が良さそうです。
◆ This is for you. 「これはあなたにです。」
ちょっとシャイな、根っからの日本人にも、抵抗なく使えそうなシンプルな言い方です。
◆ Here is a little something for you.
「ささやかなものですが、あなたに差し上げたいものがあります。」
欧米の方も、全く謙遜しないわけではありません。
また実際に、気ばったプレゼントよりささやかなもののことが多いので、きっと耳に
する機会があるでしょう。
◆ I hope you'll like it. 「喜んでいただけるとうれしいです。」
気軽に "Hope you like it." と言うこともあります。
欧米では、プレゼントをいただいたその場で、すぐに開けることが多いです。
待てない!早く見たい!・・・うれしい気持ちを表すために、包み紙を勢いよく
ビリビリと破いてしまう人も。。。
受け取った方の答は "Thank you! I (really) like it!" で決まり!
もちろん、気持ちを込めて本当にうれしそうにね。
◆ I thought you might like this. 「こんなのがお好きなのではと思いまして。」
「つまらないもの」 では否定的に聞こえてしまいますが、
「あなたに喜んでいただけるかと思って」 「お気に召すかと思って」 という表現
でしたら、肯定的で好感度バツグンですね。
◆ This is a small token of our gratitude [appreciation].
「これはほんの感謝のしるしです。」
token (トウクン) は 「しるし」 「象徴」 という意味。
as a token of our gratitude 「感謝のしるしとして」 も、よく使われる決まり
文句です。
◆ I think this will look good on you. 「これがお似合いなのではと思いまして。」
身につけるものをプレゼントする時には、こんな風に。
this necklace や、 this blouse など具体的に言ってもよいですね。