幸運を祈る
受験生など、ここ一番の勝負を控えた人に向かって言うフレーズを、覚えましょう。
◆ Good luck! 「うまくいきますように!」
やっぱり、これが一番よく使われますね。
Wish me luck! だと、話し手が 「(自分のために)幸運を祈っていてね。」 と、 相手に
お願いする形になります。「幸運の女神」 は、Lady Luck と言います。
◆ I'll pray for you. 「うまくいくよう祈っているよ。」
「あなたのために、お祈りします。」 という文です。
r を l と間違えると、「あなたのために、遊びます。」 になっしまうので、せっかくの
親切な気持ちが、ちっとも伝わりません。発音には、気をつけましょう。
r は、舌をどこにもつけないで、 喉の奥に向かって丸めるように。
◆ keep [have] one's fingers crossed 「成功、幸運を祈る」
人差し指の上に、中指を重ねて十字を作る動作は、こうすると厄払いできる、という
古くから伝わる迷信です。
トラブルに巻き込まれないように、という気持ちを込めて、ジェスチャーと共に言いましょう。
"I'll keep my fingers crossed for you." または、
"I'll cross my fingers for you." とも言えます。
◆ I hope everything will work out all right. 「何もかもうまくいくといいね。」
work out で 「うまくいく」 「良い結果となる」 という意味です。
◆ Break a leg! 「幸運を祈るよ!」
おもしろいイディオムですね。「足を折れ」 が、「幸運を祈る」 だなんて!
舞台に立つ人に幸運を祈るのは不吉だという迷信から、わざと反対のことを言うように
なったそうです。
芝居、スピーチ、オーディションなど、これから舞台に立つ人に言ってあげましょう。
スキーに行く人に向かって言ったら、殴られるかな?