冗談でしょ!?
会話の中で、「うっそー、冗談でしょ?」 と言いたい時の表し方です。
相手の言ったことに対し、大きなリアクションを見せると、会話も弾みますね。
◆ No way! 「ありえない」
私が、必要に迫られて英語の勉強を始めた頃、こんなに簡単でよく使われる言い方が
あったのか、と感心したものです。学校では教えてくれませんでしたから。
単に no と言うより、「絶対にそんなことしたくない」 という強い拒否の気持ちも表せます。
◆ No kidding! 「ご冗談を」
"You must be kidding." または、疑問形で "Are you kidding?" とも言います。
kid は 「子ヤギ」 のことですが、だます、からかうという動詞にもなります。
また、アメリカでは口語で child の代わりにも kid が一般的によく使われます。
◆ You are pulling my leg. 「からかっているのね」
「足を引っ張る」 は日本語ですと、他人の成功などの邪魔をすることですが、英語ですと
「からかう」 という意味があります。同じ表現なのに、意味は全く違っておもしろいですね。
◆ You don't mean it, do you? 「本気じゃないでしょ?」
出ました!学校でよく勉強した付加疑問形ですね。覚えていますか。
mean は、「〜を意味する」 という使われ方が一般的ですが、「本気で〜する」 という
意味もあります。
"I mean it." ですと、「本気だからね。」 のこと。
親が子供を叱りつける時、怖〜い顔で締めの言葉として言うと、効果抜群!
◆ Don't make fun of me. 「からかわないでよ」
make fun of 〜 は、「〜をからかう、笑い者にする」 という意味です。
poke fun at 〜 とも言います。
◆ Come on! 「ちょっと〜」 「まさか」
"Come on" は、場面により、「さあ、行くよ」 「しっかり」 「勝負しようぜ」など、
色々に使える言い方です。
ここでは、相手の発言に対し、親しみを込めて 「そんなばかな」 と抗議する感じで。
◆ Give me a break. 「いい加減にしてよ」
「コーヒー・ブレイク」 のように、「休憩」 の意味がある、breakです。
「私を休ませて」 → 「冗談も休み休み言って」
break には、「チャンス」 という意味もあり、場面によっては "Give me a break." は、
「大目にみてよ」 「見逃してよ」 ともなります。
◆ Get out of here! 「冗談はおよし」
本来は、「ここから出て行け!」 で、ケンカにも使えるフレーズです。
同じことをニコニコしながら言うと、上のようになります。一つ一つ の単語を切らずに
なめらかにつなげましょう。アクセントは、out に。
◆ Bullshit! 「ふざけんなよ」 「あほぬかせ」
知っておいた方が良いですが、日本人が真似して使っても、品性を疑われるだけですから、
やたらと使わないようにしましょう。
映画のセリフにもよく出てくるので、耳にする機会は多いと思います。
bull は 「雄牛」、shit は 「う○ち」 のことで、合わせると 「でたらめ」 「たわごと」 に
なります。
古き良き時代、牛の糞は道のあちこちに落ちていて、いくらでもある価値のないものの
代表だったことから、使われるようになったようです。略して B.S. と表すと、
少しはソフトな感じです。
家の子供達は、BS放送のCMを聞くと、オイオイ、そんな事言っていいのか?という顔を
します。
ちなみに、BSは、broadcasting satellite (放送衛星) の略ですので、BS放送って、
「放送衛星放送」 ということでしょうか。
◆ Shut up! 「うっそ〜!」
これは普通は、「お黙り!」 で、かなりきつい言い方に聞こえるフレーズです。
とてもびっくりした時に、「そんなバカな!」 という意味にもなります。