勘違い
クスリと笑ってしまうものから、取り返しのつかないようなものまで、世の中には色々な
「勘違い」 があります。
英語では、どのように表せばよいでしょう。
◆ get the wrong idea 「勘違いする」
間違った (wrong) 考え (idea)、すなわち 「勘違い」 で、わかりやすいですね。
"Don't get the wrong idea about what he asked."
彼が質問したことについて、誤解しないでね。
◆ get someone [something] wrong. 「人・ものを誤解する」
misunderstand よりこちらの方が、日常会話ではよく使われます。
"Don't get me wrong." ですと、「(私の言ったことを) 誤解しないでください。」
という決まり文句。
◆ mix up with 〜 「〜と勘違いする」
mix up は 「混同する」 「いっしょくたにする」 という意味。
"I always mix up this song with the one my sister used to play by piano."
私はいつもこの歌を、姉がよくピアノで弾いていた曲と勘違いしてしまう。
◆ mistake someone for 〜 「誰かを〜と勘違いする」
上記の表現を使った、get A mixed up with B や
get A confused with B (AさんとBさんを間違える) の他に、こちらの言い方も
覚えておいてください。
"The teacher mistook me for my twin brother."
先生は私を、双子の弟と間違えた。
◆ bark up the wrong tree 「見当違いをする。」
猟犬が、そこに獲物がいると勘違いして、間違った木を見上げて吠える様子から。
間違ったものや人に対して、注意や努力を向けることを言います。
「お門違い」 という日本語がぴったりです。