お願い
世の中は、持ちつ持たれつ。Give and take・・・
お願いしたりされたりをくり返しながら、他人とうまくお付き合いしていかなくてはなりませんね。
何かを頼む時には、命令形の最後に "Please." をつけておけば、一応ていねいには聞こえますが、
その他のフレーズもぜひ覚えておいてください。
でも、お願いばかりで、あとは知らん顔というのはどうでしょうね。
自分のできることで、ちゃんと恩返しもしてくださいね♪
◆ Will you do me a favor? 「頼みごとを聞いていただけますか。」
will を would にすると、さらにていねいです。
親しい間柄でしたら、略して "Do me a favor, please?" とも・・・
favor は 「親切」 「好意」 のことです。
こう聞かれたら、その時の状況と気分によって・・・
"Sure." → 「もちろん。」 (え〜〜っ、ダイヤの指輪が欲しいとかでも!?)
"What is it?" → 「一体何なの?」 (普通は、まずこう聞きたくなるでしょうね。)
"Depends on what it is." → 「内容によるね。」 (このように逃げ道を作っておくと
よいかもしれません。)
◆ I have a favor to ask. 「お願いしたいことがあります。」
疑問形なら "May I ask you a favor?"
また 「おり入ってお願い」 という気持ちを強調したい時には、
"I have a big favor to ask." で、big にアクセントをつけて。
逆に 「ちょっとお願い」 でしたら、little favor にすればOK。
◆ Will you give me a hand? 「手を貸していただけますか?」
give 〜 a hand で 「手を貸す」 「手伝う」 という意味です。
日本語と同じように使われていますね。
英語には敬語がない、とよく言われますが、やはりていねいで感じの良い言い方と
いうのは存在します。
ただ "Give me a hand, please." と言うよりも、このように、
"Will you 〜?" "Would you 〜?"、 または "Can you 〜?" "Could you 〜?"
という疑問形での依頼は、よりていねいな印象を与えます。
もちろん最後に "please." をつければ、完璧ですね。
また、give 〜 a (big)hand には 「〜に (盛大な) 拍手をする」 という決まり文句も
あります。
◆ Can I bother you (for) a second? 「ちょっといいかしら?」
何かを切り出す時の、定番の言い方も、色々覚えておくと便利です。
a second (1秒) や a minute (1分) では、普通終わりませんけれどね。
この他にも、お願いする時は低姿勢で次のように・・・
"Could you spare a minute?" 「ちょっとよろしいですか?」
"Sorry to interrupt you, but 〜." 「おじゃまして悪いのだけど・・・」
◆ Have a heart! 「お願いだから!」
断られても、しつこく食い下がる時はこの作戦で。
「慈悲の心を持ってよ。」 つまり、
「そこを何とか!」 「そう言わずに!」 と言っているわけです。
この後に、and 〜 とお願いの内容を続けてもよいでしょう。