雨がザーザー
初夏の梅雨、秋の台風と、雨の多い日本では、雨に関する表現も大変豊かですね。
英語でも、雨にちなんだフレーズを色々と覚えましょう。
◆ It looks like rain. 「雨が降りそうだ。」
よく使う表現ですので、怪しい雲行きになってきたら、さっと口に出せるように
しましょう。
"It is probably going to rain." や
"It is likely to rain." も、OKです。
◆ It's pouring. 「土砂降りだ。」
英語のテキストには、 "It's raining cats and dogs." という表現が
よく出ています。
猫には雨を降らせる力、犬には風を起こす力があると考えられていたからです。
覚えやすいし、おもしろい表現ですが、今ではやや古臭く聞こえるようです。
"When it rains, it pours." 「降れば土砂降り」 という英語のことわざもあります。
「泣きっ面に蜂」 「弱り目にたたり目」 状態のことですね。
◆ It will be cloudy with occasional rain. 「曇り、時々雨でしょう。」
英語の天気予報には定番の表現が多く、これもその1つです。
他に thunderstorm (雷雨) 、shower (にわか雨) なども覚えておけばばっちり!
「降水確率50%」 は、 chance of rain 50% となります。
◆ After a storm comes a calm. 「雨降って地固まる。」
嵐の後には、なぎがくるのですね。
これをひっくり返した、 the calm before the storm は、「嵐の前の静けさ」
という意味です。
◆ (come) rain or shine 「降っても照っても」
whatever the weather is like (どんな天気でも) または
whatever happens (どんなことがあっても) という意味で使われます。
日本語では、「雨が降ろうと槍が降ろうと」 なんて言いますね。
◆ rain check 「雨天順延入場券」
雨で試合などが延期になってしまった時や、
欲しかった商品が売り切れで、入荷待ちの時などにもらう券のこと。
誰かからのお誘いを上手に断る時の、決まり文句でもあります。
"Thank you for inviting me, but I'll be very busy this weekend.
Can I take a rain check?"
お誘いありがとう。でも今週末はめちゃくちゃ忙しいの。
また次の機会にしてくれる?
「次の機会」 は永遠にやって来ない場合が多いのは、
アメリカでも日本でも同じです。。。