見せびらかす
いつも自分の才能や持ち物をひけらかす、鼻持ちならない人・・・
結構、周りにいますよね。
注目を浴びたい!と思うのは、誰もが多かれ少なかれ持っている、人間の性なのかも
しれません。
けれども、本当に優れた人物は、故意に見せびらかしたりしなくても、内側から光り輝いて
いるものだと思います。 そんな人を目指したいですね!
◆ show off 「見せびらかす」
会話の中で一番よく使われるのはこれ。
所持品から、持っている才能、容姿にまで使える便利な語です。
簡単なのに意外と知らない方が多いので、覚えてくださいね。
"Beth was showing off her engagement ring at the class reunion."
ベスは同窓会で婚約指輪を見せびらかしていた。
また、showoff [show-off] と名詞形にすると 「目立ちたがり屋」 「気取り屋」
という意味です。
この場合は、show の方にアクセントがつきます。
◆ flaunt 「誇示する」 「ひけらかす」
「フローンt」 という発音です。
「誇らしげに練り歩く」 という意味も持っています。
"She likes to flaunt her knowledge."
彼女は持っている知識をひけらかすのが好きだ。
◆ strut one's stuff 「いいところを見せる」
人目をひくために、いいところを見せようとすることです。
strut には flaunt と同じように「(クジャクのように) 気取って歩く」 という
意味があります。
"Neal is strutting his stuff on the ski hills."
ニールはスキーゲレンデで、いいところを見せようとしている。
◆ showboat 「見せびらかす」 「ひけらかす」
目立った行動を取って、他の人の気を引いたり、賞賛を受けようとすることです。
スポーツ選手などが、派手なプレイをする時にも使われます。
名詞としても使います。元々は 「演芸船」 という意味です。
芸人の一座を乗せ、川沿いの町で巡業する船のことで、中にはちゃんと舞台が
設置されているのですって。
これが転じて 「目立ちたがり屋」 という意味になりました。
◆ parade 「見せびらかす」
「行進する」 という意味でおなじみの 「パレード」 です。
どんなにお金持ちか、権威があるか、有能かなどを他の人に誇らしげに
見せつける時に使います。
ただし、 parade one's ignorance 「無知をさらけ出す」 のように皮肉っぽく
使われることも、たまにあります。
そうはならないように、気をつけましょう。。。
発音は 「パレード」 ではなく、「パレイd」 です。
◆ bling-bling 「見せびらかすための」 「派手でけばけばしい」
ダイヤモンドに代表されるような宝石やアクセサリーが、キラキラしている感じが
伝わってくる語ですね。
宝石をジャラジャラ身につけたり、高級車を乗り回したりして、
羽振りのよさを見せつけるような人たちや、彼らのそんなライフスタイルを指します。
元々は、ヒップホップの中で使われていた語なのですって。
このちょっとおもしろいスラングは、2003年に The Oxford English Dictionary に
加えられたことでも話題になりました。
とはいえ、こういったスラングは、旬が過ぎてから使っても
陳腐なだけかもしれませんのでご注意を。