頼りにしてます
人は、誰かを頼ったり頼られたりしながら、生きていくものですね。
誰かから頼りにされるも、うれしいものです。度を越さなければ・・・
英語ではどのように表せばよいのでしょう。
色々な例文を参考に、使ってみてくださいね。
◆ rely on 〜 「信頼する」 「頼みにする」
今までの経験、事実から判断して、頼りになる人物や事柄に対して使います。
形容詞は reliable (頼もしい、信頼性のある) で、こちらもよく使います。
"You can always rely on Mr. Yoshida. He would do anything for you."
吉田さんならいつでも頼りになるよ。彼はきっと君のためにどんなことでも
してくれるさ。
"Did you get that information from a reliable source?"
それは確かな筋からの情報なの?
◆ depend on 〜 「あてにする」 「依存する」
過去の経験にはあまり関係なく、広く使われます。
"Japan depends on other countries for food too heavily."
日本は食糧を他国に依存しすぎだ。
「扶養家族」 のことは dependent と言います。
(逆に、経済的に独立している人のことは independent )
子供たちが成長して、independent になった時、親としては乾杯したい気分
でしょうね。それとも寂しくなってしまうかな?
◆ count on 〜 「頼る」 「期待する」
あてにして、予定に組み込んでしまっている状態です。
expect も使えますね。
"He was counting on his sister to help him with his homework,
but she didn't come home until midnight."
彼は宿題を手伝ってもらおうと、お姉さんをあてにしていたが、
彼女は夜中まで帰宅しなかった。
◆ bring home the bacon 「生活費を稼ぐ」
家族のために、一生懸命生活費を稼いでくる様子を、「ベーコンを運んでくる」
と表現します。
support the family のくだけた言い方です。
まあ、ベーコンだけ持ってこられても生きていけませんけどね。。。
昔、イギリスのある村では、結婚してから丸1年と1日、ケンカをせずに仲良く
暮らしたと教会で宣言した夫婦に、ベーコンを贈る習慣がありました。
それが語源の1つのようです。
転じて、「給料などの報酬を得る」といった意味になりました。
◆ sponge off 「たかる」 「居候する」
水分をどんどん吸収してしまうスポンジを、イメージしてください。
自分では何もせず、誰かの家にちゃっかり住みついたり、
タダで飲食物などにありつくこと。freeload off とも言います。
sponge [freeload] off の後に続くのが、たかる相手です。
またそういう人のことを sponger、freeloader と言います。
"My brother has been sponging off his girlfriend for several years."
弟は数年間、彼女の家に居候している。