その通り!
誰かが言ったことに対して、「そうです、その通りです。」 と言いたい
時には、どのように表せばよいでしょう。
これだけ知っていれば、いつも何とかの一つ覚え・・・という状況は免れられますね。
◆ That's it! 「それそれ!」 「その通り!」
こんなに簡単なのに、なぜか学校では習った記憶がありません。
「あれがそれだ!」 ・・・って???
自分の言いたかったことを、誰かが言ってくれた時にも、
スポーツの応援で、「いいぞ〜!その調子!」 と言いたい時にも、
「これだけです。」 「これでおしまい。」 と宣言する時にも使える、応用範囲の広〜い
フレーズです。
◆ You can say that again. 「その通りです。」
「もう一度それを言ってもらってもかまわない」 ほど納得できちゃう話題について、
「あなたのおっしゃる通りです。」 「言えてるね。」 と賛同する時にどうぞ。
"You said it." という、簡単な言い方もあります。
◆ Right on! 「いいねぇ、その通り!」
第2次世界大戦の頃に、パイロットの間で使われた、
right on target (照準ぴったり)が語源と言われています。
「(正しい方向に向かっているので) そのまま続けて。」 といったニュアンスです。
◆ Now you are talking. 「そう、それだね。」
「やっと話がわかってきたね。」 「そう来なくちゃ。」 「全くだね。」 など、
場面によって、色々な意味を持つ相づちです。
いくつか、いまいちのアイディアが提供された後に、やっとナイスな案が出た時
などに、ぴったりです。
◆ You hit the nail on the head. 「まさにその通り。」
この nail は 「爪」 ではなく 「釘」 のこと。
head は 「人間の頭」 ではなく、「釘の頭」 のことです。
それがわからないと、とんちんかんな訳になってしまいますね。
ハンマーで、釘の頭をはずすことなく、まっすぐに打ち込む様子をイメージして
ください。
「的を得ている。」 「図星だ。」 という意味になります。
◆ You bet. 「きっとそうだ。」 「きっとそうする。」
予定や意思をたずねられた時に使うフレーズです。
もっとくだけた言い方で "You betcha." (ユー・ベッチャ) というのもあります。
betcha は bet you の略です。
A:Can you come mow the lawn for us this weekend?
B:You bet!
A:今週末、家に芝刈りに来てくれる?
B:もちろん!
余談ですが、"You betcha." は、 "Thanks." に対する
"You're welcome." の代わりに使われることも、たまにあります。
私は、最初何のことかわからす、何をベチャベチャ言っているのかしらと思って
しまいました。 (^_^;)