お好きなように
「お好きなようになさってください」 と相手に伝えたい場面は、結構ありますが、
英語でどのように言えば良いでしょう。
「どうぞご自由に決めてください」 という普通の言い方から、「勝手にしろ」 という
投げやりな言い方まで色々載せますので、それこそお好きなようにお選びください。
◆ It's up to you. 「あなた次第です。」
「決定権をあなたに差し上げます」 と、普通の会話の中で使えるフレーズです。
"It makes no difference to me." (どちらでも私は構いません。)
という気持ちが含まれています。
◆ Take your pick. 「お好きな方を選んでください。」
2つのうちどちらか、または、いくつかのうち1つを選択をしなければいけない時に、
相手に選択権を渡す言い方です。
◆ To each his own. 「好きにして。」
考え方などは人それぞれなのだから、好きなように行動するのが一番、という意味です。
原型では his を使うのが一般的なのですが、現在は her を使うこともあります。
◆ Suit yourself. 「好きにすれば。」
suit は 「〜に合わせる」 という意味です。自分にとっては迷惑であったり、正しい
とは思えない選択を相手がした時にも、「(必ずしも賛成ではないけれど) お好きな
ようにどうぞ。」 というニュアンスで使えます。
"That suits me fine." だったら、「それで結構です。」 という意味で、誰かからの
提案に対する返事になります。
◆ Whatever floats your boat. 「勝手にしなさい。」
あなたのボートを浮かせるためなら、何でも好きなようにすれば、という言い方。
上の表現に似ています。
Whatever 〜 を使った表現は、他にも色々あります。
"Whatever helps you sleep at night." や
"Whatever turns you on." なども同じような意味です。
最後の表現は、ちょっと意味深・・・
turn 〜 on は、「〜をムラムラさせる」 というセクシャルな意味で使われることも
あるからです。
◆ See if I care! 「勝手にすれば!」
私が気にするかどうか、やれるものならやってみてごらんと、かなり挑戦的な言い方。