気をつけて
何か危険が迫っている相手に、注意を促したい時の言い方です。
生死にかかわる状況で使われることもあります。
英語がわからなかったために、助かるべき命が助からないのでは悔しいですから、ぜひしっかりと
覚えておいてくださいね。
◆ Watch out! / Look out! 「気をつけて!」
相手に危険が迫っている時や、相手がヘマをしでかしそうな時にも使います。
"Be careful!" より、語調が強く聞こえます。
危険が迫っている状況とは、上から何かが落ちてくる時の他、後ろから車が近づいて
いる時、口を開いたワニが、足元でニコニコ待っている時など、何でもOKです。
逆に、外国の方から英語でこう言われた時、out だからってわざわざ外を見に行っては
だめですよ。自分の上下左右をパッと確認しましょう。
◆ Heads up! 「危ない!」
下を向いてボーッとしている人に、「ちゃんと前を向いて」 という意味でも使いますし、
「どいて」 「じゃまだ」 というニュアンスもあります。
バスケットボールなどのスポーツをプレイ中にも、観戦客がこのように叫ぶことがあります。
◆ Watch your step! 「足元に気をつけて!」
こちらは、相手が犬のフンを踏まないように、階段を踏み外さないように、または、
水溜りに足をぬらさないように言ってあげる、親切なフレーズです。
◆ Watch your back! 「後ろに気をつけて!」
人混みの中、ズボンの後ろポケットに財布を入れている友人に注意する時や、
誰かのすぐ後ろを、熱い飲み物を持った人が通る時などに使います。
◆ Run! / Run for it! / Run for your life [lives] ! 「逃げろ!」
Get out of here! 「外へ逃げろ!」
危険が差し迫っている状態では、固まって動けなくなり、どうしていいかわからなく
なってしまう人もいるかもしれません。
上の全ての例がそうですが、こういう場合 please をつけなくちゃ、なんて全然考え
なくて結構。具体的な指示を与えることが大切です。
◆ Duck! / Get down! 「身をかがめろ!」 「伏せろ!」
これも知らないと、「アヒルがどうかした?」 と思ってしまうでしょうね。